真空管アンプの歴史

真空管アンプの歴史
西暦 型番 真空管アンプ・真空管の出来事
1883 - トーマス・エジソンが「エジソン効果」を発見
1901 - マルコーニ、大西洋横断無線通信実験に成功
1904 - フレミング、二極管を発明。機械式検波器で悩んでいたとき、
ふと思いついてエジソン効果を応用して成功。
1906 - リー・ド・フォレー、三極管を発明。ウェスタン・エレクトリック社が
生産開始。
1912 - 三極管を用いた世界初のアンプの実験(電池式)
- タイタニック号沈没, 無線通信の必要性が強く
認識されるようになる
1915 - バージニア⇔アーリントン間の大陸横断電話回線の実験
- ショットキー(ドイツ)が四極管を発明
1918 VT-1 受信用検波増幅管(直熱型三極管), ウェスタン・エレクトリック
VT-2 送信用5W型発振変調管(直熱型三極管),
ウェスタン・エレクトリック
1919 - アメリカのアームストロングが、スーパーヘテロダイン方式を発明
1920 - アメリカでラジオ放送開始。
UV200 GE製受信管
UV201 GE製受信管
- プッシュプル電力増幅回路が発明される
- アメリカで、電力増幅用三極管が製作される
(50W, 250W, 500W)
1925 - 日本でラジオ放送開始。
UX210 GE製オーディオ出力管
- 八木秀次・宇田新太郎が、八木・宇田アンテナを発明
1927 - フィリップス、五極管を開発。
1928 UX250 GE製。UX210の改良版で、4.6Wの出力が得られる。
1929 UY-247 五極管, 後のUZ-2A5
- ロフチン・ホワイトアンプが考案される
- アメリカで100kW水冷式送信管が開発される
- 世界大恐慌始まる
1933 300A ウェスタン・エレクトリック
2A3 RCA
1935 6L6 ビーム四極管, 最初はメタル管であった
6F6 GE/RCAからオクタル・ベースのメタル管
1936 - 日本でロフチン・ホワイトアンプ発売(LUX-661A)
1937 - GT管発売。軍用のメタル管を民生用のガラス管にしたもの
(GT=Glass Tube)
KT-66 イギリス・Marconi-Osram Valve Co. Ltd. (M-OV) で
開発される
1938 6N7 双3極管
300B ウェスタン・エレクトリック
1939 - MT管発売。MTとはMiniture Tubeの略。
1940 6J6 双3極管, 高周波増幅用やコンバータ用途
1942 6SL7-GT 双3極管
6SN7-GT
1945 6BA6 高周波五極管
6BE6 周波数変換管
6AT6 第二検波・低周波三極管
6AQ5 ビーム出力管
6X4 両波整流管
12BA6 高周波五極管(トランスレス用, 150mAシリーズ)
12BE6 周波数変換管(トランスレス用, 150mAシリーズ)
12AT6 第二検波・低周波三極管(トランスレス用, 150mAシリーズ)
35C5 ビーム出力管(トランスレス用, 150mAシリーズ)
35W4 両波整流管(トランスレス用, 150mAシリーズ)
1947 - 4月、ウィリアムソン・アンプ発表
(3結のKT-66でプッシュプル動作, 20dbの負帰還をかける)
- オルソン・アンプ発表(3結の6F6でパラレルプッシュプル, 負帰還なし。
ボストン交響楽団とのすり替え実験は有名)。RCAのオルソン氏は設計思想を
示したのであり、アンプを設計したのは同社のモルガン氏。
1948 12AT7 双3極管
12AU7
12AX7
- トランジスタが発明される
1950 12AV7 ヒータ電力を増強した双三極管, TVチューナー用
5881 -
1951 - ウルトラリニア・アンプ発売(6L6使用)
1953 6CA7 フィリップスが開発, 欧州名EL34
EL84 フィリップスが開発, 1955年にアメリカのRETMAに登録されて6BQ5となる
1954 6BM8 ムラード, フィリップスが開発。欧州名ECL82。
- フッターマン・アンプ発表。それまでのOTLンプに工夫を凝らした。
三極管12B4を使用。
- アメリカのトランスメーカーUTCがリニアスタンダード・アンプ発表。
3つの負帰還ループで合計36dbの負帰還をかけるのが特徴。
6L6系統の5881を使用。
1955 6550 Tung-Sol
1956 KT-88 G.E.C
1960 12AX7A Low-hum, non-microphonic特性としたオーディオ用の12AX7
- 日本の真空管生産量、年間2億本。昭和45年頃までこのペースが続き、
貿易摩擦も発生。
1966 - トリオ株式会社、「オールソリッドステート宣言」を発表。
1970 - 日本の真空管製造、ピークを迎える。以後、急激に減少。
1979 - 7月31日、松下電子工業が真空管の生産を終了し、
日本国内における真空管製造は完全に終了。
1982 - CDプレーヤーが発売される。
1991 Mei Xing Factory Mei Xing Factory 美星電子廠が設立される
中国で真空管アンプを専門的に製造している唯一の製造会社として、
『Ming Da』ブランドの真空管アンプを中心に世界20カ国以上に輸出
1994 YAQIN YAQIN 雅琴音響社が創立される
中国本国では3C制度(CCC制度:China Compulsory Certificate system、
中国製品安全強制認証制度)に認証される。
2006 - セルビア(旧ユーゴスラビア)のEi, 操業停止。
2009 - 高槻電器工業株式会社、300Bの製造に乗り出す。
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