蛍光表示管の技術を応用した新真空管“Nutube”開発のお知らせ

真空管アンプ

こんにちわ 真空管アンプ情報館です。
本日は、株式会社コルグさんのプレスリリース「蛍光表示管の技術を応用した新真空管“Nutube”開発のお知らせ」をご紹介させて頂きます。

以下全文です。

株式会社コルグ(東京・稲城市 社長・加藤世紀)と、株式会社ノリタケカンパニーリミテド(愛知・名古屋市 社長・小倉 忠)は、このたび新しい真空管”Nutube”を共同開発しました。このNutubeは2015年1月、米国・アナハイムで行われる楽器ショーNAMMのKORG USAブースにて展示、発表いたします。 コルグは、今までVOXブランドのギター・アンプ、エフェクターやコルグ・ブランドのダンス/DJ機器ELECTRIBE・MX/SXやキーボードSV-1などにも真空管を搭載しており、真空管はVOX、コルグ製品の音作りに大きな役割を果たし、製品の特徴を作り上げてきました。それゆえ、真空管の調達の困難さや技術課題は知り得ており、自社で新しく、使いやすい真空管を作り上げることはできないかと考えていました。 今回新たに開発したNutubeは従来の真空管と同じく、アノード・グリッド・フィラメントの構造を持ち、完全な3極真空管として動作し、また従来の真空管と同様、真空管特有の豊かな倍音を生み出します。ノリタケカンパニーリミテドのグループ会社であるノリタケ伊勢電子(株)の蛍光表示管の技術を応用することにより、その構造を工夫し、従来の蛍光表示管に比べ、大幅な省電力化、小型化、品質向上に成功しました。

Nutube 6P1について

現在開発しているNutube 6P1は、コルグの楽器作りの経験を活かし、効果がでるようチューニングしており、楽器に使用した際に豊かな倍音を生み出します。 多くのメーカーが1970年代に製造をやめた真空管は、ほぼ50年もの間、目に見える大きな進化を遂げることがありませんでしたが、このNutube 6P1により手軽に真空管サウンドを手に入れることができるようになります。

このNutube開発には1978年に発売したシンセサイザーMS-20など、数々のコルグのシンセサイザーも開発してきた(株)コルグ監査役・三枝文夫が関わっています。「電子素材としてはトランジスタと比較すると大きい、寿命が短い、消費電力が大きい等の難点もあり、真空管の音は好きだがトランジスタにくらべ取扱いが難いといわれていました。このNutubeにより、これまでの数々の制約から解き放たれた新しい商品を考えてゆきたいと思います。」

また、(株)ノリタケカンパニーリミテドのグループ会社であるノリタケ伊勢電子(株)は蛍光表示管のパイオニアとして、今回、その技術を応用しました。音響機器の増幅器として古くからある、真空管に代わる小型で高性能のNutubeを共同で開発でき、このNutubeを使用した製品で、改めて真空管の良さを再認識して頂ける人が増えることを期待しています。

なお、Nutubeを搭載した製品は2015年中の発表を目指して現在開発中です。(特許申請中)

主な特長
大幅な省電力化を実現:小さな形状にすることにより、大幅な省電力化に成功し、従来真空管の2%以下の電力で動作するため、電池動作も容易
小型:容積比で従来の真空管に対し30%以下 高信頼度、長寿命:日本製、連続期待寿命 30,000時間
基板への直接マウント可能:小型で発熱量が少ないため、ソケットなしで高密度基板への直接マウントも容易。信頼性が高く、基板直接取り付けでも安心

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る